未来を先取りし事業で社会を幸福にする「SINIC理論」

 不確実な時代と言われ、未来予測が難しいとされる昨今、オムロン創業者である立石一真氏らが提唱した「SINIC理論」(サイニック理論)が注目を集めている。科学・技術・社会の3つの要素の円環的な相互関係から未来を予測しようというもので、1970年に発表されて以来、オムロンの経営の羅針盤とされ続けてきた。これは社会的課題を単なる「予測」だけでなく、その解決策として「新たな事業創造」に役立てようという考えとも解釈できる。京都大学経営管理大学院が開催するJOHNAN寄付講座「100年続くベンチャーが生まれ育つ都研究会」において、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所で同理論の研究を行う中間真一氏がオンライン講演を行った。その模様を紹介する。

https://bizzine.jp/article/detail/5875

100年続くベンチャーが生まれ育つ都研究会
https://kmv.kyoto/ecosystem/